インフルエンザ
インフルエンザワクチンの効果には有効期限がありますので、インフルエンザの流行シーズンをしっかりカバーできるタイミングで接種を受ける事で最も高い予防効果を得られます。インフルエンザは、例年11月下旬に流行がはじまり、翌年の1~3月にピークを迎えて終息していきます。インフルエンザワクチンは、接種の2週間後に効果を現し始め、5か月程度効果が持続します。ピークをカバーしたい場合は12月中旬までに予防接種を受ける事が重要です。ただし、受験などがあって流行初期の予防を特に重視したい場合には11月上旬までに受けてください。
インフルエンザワクチンの発症・重症化・合併症の予防効果は証明されていますので、リスクに合わせたタイミングの接種をお勧めしています。
なお、ワクチンの手配や管理などの関係から、当院ではインフルエンザワクチンの予防接種を予約制で行っています。
例年、予約は10月上旬から開始され、ワクチンの在庫がなくなり次第受付は終了となります。予約受付開始はトップページでお知らせしています。詳細については、お電話でお問い合わせください。
インフルエンザワクチン予防接種の料金
対象 | 料金 |
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大人(高校生以上) | 4,000円 |
中人(中学生) | 2,000円(世田谷区助成金制度利用後) |
小人(12歳以下)1回目 | 2,000円(世田谷区助成金制度利用後) |
小人(12歳以下)2回目 | 1,500円(世田谷区助成金制度利用後) |
※世田谷区にお住いの対象年齢のかたは、助成券が利用できます。
帯状疱疹
水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状にできる疾患で、体の左右どちらかに生じます。
原因となるのは水痘・帯状疱疹ウイルスで、初感染した際には水ぼうそうを発症します。水ぼうそうが治ってからも水痘・帯状疱疹ウイルスは体内に潜伏し、免疫力が低下すると活動を始め、帯状疱疹を発症します。
免疫力が低下する50代からの発症率が高く、帯状疱疹に罹患した方の約7割は50歳以上と報告されています。ただし、若い方でもストレスや疾患などの影響で免疫力が低下して発症する事があります。
帯状疱疹は早期に適切な治療をしないと強い痛みを長く残してしまう帯状疱疹後神経痛を起こす事があり、注意が必要です。
帯状疱疹の発症・重症化・合併症予防には、帯状疱疹水痘ワクチンの予防接種が有効です。
帯状疱疹水痘ワクチン予防接種の料金
項目 | 料金 |
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1回 | 8,000円(税抜) |
風しん抗体検査・予防接種
風しんは、妊娠初期の女性が感染すると胎児が先天性風しん症候群を起こす可能性があります。
当院では、風しんの抗体価検査や予防接種を行っています。世田谷区では風しんワクチンの定期接種の機会がなかった対象男性に無料クーポンの送付を行っています。
また、妊娠希望の女性などを対象に風しん抗体検査費用の全額助成、予防接種の一部助成も実施しています。
詳細は、世田谷区のホームページでご確認ください。その上で、当院での風しん抗体検査・予防接種をご希望される場合には、ご予約をお願いしています。
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世田谷区HP 対象男性に向けた風しんの抗体検査・定期予防接種
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/004/d00164849.html -
世田谷区HP 妊娠を希望される女性や同居者に向けた風しん抗体検査・予防接種
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/004/d00131812.html
抗体検査の流れ
1ご予約
まずはインターネット(WEB)または電話で予約をお願いいたします。
2ご来院
問診票を記入していただきます。
3抗体検査
抗体の有無を確かめる血液検査を行います。
※抗体検査の結果は2週間後に分かります。
4予防接種(必要な場合)
結果を受けて必要と判断された場合は、予防接種を行います。